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現地3日、ESPNのクリス・モーテンセンによると、スティーブ・バーバンク調停役はセインツのQBドリュー・ブリーズがフランチャイズタグの定義解釈について苦情を訴えていた件で、ブリーズ寄りの判断を下した。

今季ブリーズはセインツから初めて、チャージャース時代を含めてキャリア2度目のフランチャイズ指定を受けた。もし来季もフランチャイズ指定を受けた場合、3度目のフランチャイズ指定扱いとなるのかどうか、調停役に確認を求めていた。新労使協定では、フランチャイズ指定3度目の年俸は前年の44%増し、2度目までは20%増しとなっている。しかし、44%増しのルールが同一チームから3度目のフランチャイズ指定の場合の適用なのか、キャリア通算で3度目の場合に適用なのか、明確にされていなかった。

今回の判断により、もし来年もフランチャイズ指定を受けた場合、年俸は今季の44%増しとなることが確定した。ブリーズの今年のフランチャイズタグは1,640万ドル(約13億円)。来季44%増しなら2,362万ドル(約19億円)となる。ブリーズは1年平均最低2,000万ドルの長期契約を希望していると言われている。今回の判断により、今年2,000万ドルで複数年契約したほうが、フランチャイズ契約を2年繰り返し、その後また契約交渉するより賢い選択だと、セインツにアピールすることができる。

仮に、調停役が同一チームから3度までフランチャイズ指定可能と判断していた場合、来年のフランチャイズタグは20%増しの1,968万ドルで、ブリーズにとっては不利な結果になるところだった。

新労使協定でのフランチャイズタグの算出方法だが、実際は44%増し、20%増しの単純計算ではない。まず該当ポジションの過去5年間のフランチャイズタグを合計し、過去5年間のサラリーキャップの合計に占める比率を出し、その比率を新年度のサラリーキャップに掛ける。この算出結果と前年年俸の44%増し(フランチャイズ指定初回と2度目の場合は20%増し)を比較して、高い方の金額がその選手のフランチャイズタグとなる。既に高給取りのブリーズの場合、後者の方が高くなる。

また新労使協定には、3回目までのフランチャイズ指定のタグ計算方法しか記載がない。記載がないため、4回以上のフランチャイズ指定は禁止とみなすのか、記載がないだけで、4回以上のフランチャイズ指定が禁止されているわけではないとみなすのか、議論を呼ぶ可能性もある。

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