NFLとインディアンのオナイダ部族の代表が現地30日、レッドスキンズのチーム名称について話し合いの場を持った。ロジャー・グデル・コミッショナーは出張のため、出席せず、NFLからはアドルフォ・バーチ副社長、ジェフ・パッシュ顧問弁護士、ポール・ヒックス広報担当の3名が出席した。

オナイダ部族のレイ・ハルブリッター代表は、辞書に人種差別用語と定義されているチーム名称とマスコットの使用はリーグに有害な行為として制裁を加えるべきと要求。サラリーキャップ規定違反や、派手なタッチダウン・セレブレーションなど、人種差別用語に比べ遥かに軽い罪に対し制裁を加えられたケースは多々あると指摘した。

また、第48回スーパーボウル前週に全チームのオーナーとの面会し、グデル・コミッショナーとダニエル・スナイダー・レッドスキンズ・オーナーにはニューヨーク州北部のオナイダ族の居住地を訪問するよう要請した。

今回の面会結果について、オナイダ部族の広報担当は、「非常に残念な結果だが、プロセスの始まりに過ぎない。この名称が人々を一致団結させるものではないという点を理解できないようだ。名称とマスコットに対し、ネイティブ・アメリカンの反対がいかに幅広いものか、十分理解できていない」とコメントした。

一方、NFLの広報は、「オナイダ部族のレイ・ハルブリッター氏の要請により、面会した。ハルブリッター氏やオナイダ部族のウルフ族ケラー・ジョージ代表らから話を聞き、彼らの見解に加え、その他のネイティブ・アメリカンや一般のファンの異なる意見について話し合った。コミッショナーが今年序盤に発言した通り、今回の話し合いは意見に耳を傾け、理解を深める場として行われた」とコメント。

リーグはオナイダ族の主張に聞く耳は持ったが、グデル・コミッショナーはチーム名称の最終決定権限はスナイダー・オーナーに属すと発言している上、コミッショナーはオーナー達に雇われた立場であるため、今回の話し合いを発端に事態が急進展するわけではなさそうだ。

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