チャージャースとレイダースのAFC西地区ライバル2チームがロサンゼルスでスタジアムを共用することになるかもしれない。

19日、両チームが連名で声明を発表。それぞれサンディエゴとオークランドで公的資金を投入した新スタジアムの建設を目指すが、恒久的な解決策が見出せない場合に備え、ロサンゼルス郊外のカーソンに両チーム合同でスタジアムを建設する案も平行して追求すると述べた。

ロサンゼルス・タイムス紙によると、20日にはカーソンでのスタジアム建設を目指す経済界の連合が記者会見を行う予定。I-405とデルアモ・ブルバードの交差地点南西の168エーカーの用地に17億ドルのスタジアムを建てる「Carson2gether」計画を発表する。

1月にはラムズのスタン・クロンキ・オーナーが、ロサンゼルス空港東のイングルウッドにある競馬場跡地に8万座席のスタジアムを建設する計画があると発表したばかり。ファンの4分の1がロサンゼルスに住むと言われるチャージャースは、ラムズにシーズンチケット購入者やスポンサー企業を奪われるのを懸念している。

チャージャースは今週ケビン・フォーコナー・サンディエゴ市長宛に、「ロサンゼルス移転オプションを検討しないわけにはいかない。チャージャースの将来を守るために必要なすべての手段を取らなければ無責任だ」と書き送った。

しかし、ラムズのように自チームだけでスタジアムを建設できるほどの資金力はなく、長年にわたりスタジアム建設案が承認されず、リース契約の1年延長を繰り返す同じ境遇にあるレイダースと協力することになった。

ラムズのクロンキ・オーナーの推定資産額は58億ドル。アン夫人はウォルマート共同創業者でサム・ウォルトンの弟バド・ウォルトンの娘で、56億ドルの資産を持つと言われる。

レイダースには49ersのリーバイス・スタジアムを共用する案もあった。しかし、49ersのニーズを優先して完成したスタジアムの共用を、マーク・デービス・オーナーが受け入れるはずがなかった。

ラムズは1946年から1994年までロサンゼルスを本拠地としていたが、チャージャースとレイダースもロサンゼルスを本拠地としていた時期がある。チャージャースはチーム創設年の1960年のみ、レイダースは1982年から1994年の13年間、ロサンゼルス・メモリアル・コロシアムでプレーした。

カーソンの新スタジアム案が実現し、チャージャースとレイダースがスタジアムを共用することになれば、どちらかのチームがNFC西地区へ編入する可能性も出てくる。

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