ブロンコスのジョン・エルウェイGMは2日、49ersとのトレードでTEバーノン・デービスを獲得したと発表した。ESPNによると、ブロンコスはデービスに加え、2016年のドラフト7巡指名権を獲得し、49ersはブロンコスから2016年と2017年のドラフト6巡指名権を受け取る。

バイウィーク明けのブロンコスは、共に6勝全勝で試合に臨んだパッカーズに29-10で完勝。ディフェンスはQBアロン・ロジャースにタッチダウンパスを1回も許さず、オフェンスはQBペイトン・マニングのタッチダウンパスこそなかったが、パス(340ヤード)、ラン(160ヤード)共に今季最多を獲得して、7勝目を挙げた。

ブロンコスは昨季いっぱいで新人契約が満了し、ジャガーズへ移籍したTEジュリアス・トーマスが抜けた穴を埋め切れていない。ゲリー・クビアク監督就任に伴い、元テキサンズやレイブンズのTEオーウェン・ダニエルスを加入させたが、昨季までトーマスが決めていたエンドゾーン奥での高さを生かしたタッチダウンが激減している。

デービスは2006年のドラフト全体6位指名で49ers入り。2桁台のタッチダウンを記録した2009年と2013年は、プロボウルへ、2013年にはオールプロのセカンドチームへ選出された。

ジム・ハーボー監督退任後、コーチ陣が一新。ディフェンスの主力選手がこぞって引退した上に、オフェンスもRBフランク・ゴア、WRマイケル・クラブトゥリーが移籍した今季の49ersは、現在2勝6敗。試合平均282.3ヤード獲得、13.6得点はいずれもリーグ最下位となっている。

今季のプレーオフ出場への望みが早くも消失しつつある現在、49ersのジム・トムスラ監督は、QBコリン・キャパニックを含め、「すべてを見直している」とコメント。トレード価値のあるデービスを放出し、来季以降のチーム再建に必要なドラフト指名権を獲得した。31歳のデービスの現行契約は今季終了まで。

49ersの選手では、デービスの他にWRアンクアン・ボールドウィンも、パンサーズなどレシーバー層の薄いチームとのトレードの対象になるのではないかと憶測されている。35歳のボールドウィンの契約は2018年終了まで。しかし、支払い保証は残っておらず、他チームが受け入れやすい状況となっている。

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