コルツのKアダム・ビナティエリが、第7週のタイタンズ戦でNFL記録を更新するかもしれない。

第6週のテキサンズ戦終了現在、41回連続でフィールドゴール成功中。2015年の第3週以降、フィールドゴールで一度も失敗しておらず、あと2回連続で成功させれば、元コルツのKマイク・バンダージャクトが持つ42回連続のNFL記録を追い抜く。

ビナティエリは現在43歳。12月には44歳の誕生日を迎える。今季でNFL入り21年目。1996年にNFLヨーロッパのアムステルダム・アドミラルスでプレーした後、同年にペイトリオッツとドラフト外で契約し、最初の10年間はペイトリオッツでプレーした。

2005年シーズン終了後、ペイトリオッツに契約更新してもらえず、フリーエージェントになると、当時ペイトン・マニングが所属し、カンファレンス内最大のライバルだったコルツと契約。今季で移籍11年目だ。

2009年からはドラフト7巡指名で加入したPパット・マカフィーがキックオフを担当することになったが、ホームスタジアムのルーカスオイル・スタジアムが屋根付きで風の影響を受けないこともあり、フィールドゴール成功率はペイトリオッツ時代が通算81.9パーセントだったのに対し、コルツでは87.4パーセントへと上昇している。

40歳を過ぎた2013年以降は成功率87.5パーセント以上をマークし、今季はこれまで16回蹴って、まだ一度も失敗していない。

21年目の今季現在、フィールドゴール通算成功回数は519回。モーテン・アンダーセンの565回、ゲリー・アンダーソンの538回に次ぐ歴代3位となっている。

アンダーセンは25年間のキャリアで成功率79.7パーセント、アンダーソンは23年間で80.1パーセント。ビナティエリは若干キャリアが短いが、84.5パーセントという高い成功率を誇っている。

他のポジションを兼任せず、キッカー専任でプロフットボール殿堂入りを果たした選手は、1967年から1985年までチーフスなど3チームで活躍したジャン・ステネルドのみ。そのステネルドは19年間のキャリアで373回、66.8パーセントの数字しか残していない。

出場機会が少ないスペシャリストの殿堂入りは厳しいとされる中、アンダーセン、アンダーソンとともに、将来はビナティエリの殿堂入りも議論されて然るべきだろう。

一方、ペイトリオッツが2006年のドラフト4巡で指名し、ビナティエリの後任に迎えたKスティーブン・ゴスカウスキも、通算成功率86.9パーセントで、プロボウル4回、オールプロ2回選出の活躍を見せてきた。

しかし、今季は不調で、フィールドゴール12回中3回で失敗(成功率75パーセント)、エクストラポイントのキックでも1回失敗している。エクストラポイントのキックで失敗したのはルーキーシーズンの2006年以来、実に10年ぶりだ。

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